最近人気の中国系スマホをレビューしてみます。
ファーウェイのP30 liteは2万円台で購入できる格安スマホですが、SIMフリーでどのキャリアでも利用できること、アウトカメラが3つあり120度広角レンズに対応していること、しずく型ノッチデザインの約6.15インチフルHD+ディスプレイを搭載していること、2枚のSIMが利用できるDSDS対応であることが特徴です。
スペック
サイズ | 縦:約152.9mm 幅:約72.7mm 厚さ:約7.4 mm 重さ:約159 g |
発売日 | 2019年5月24日 |
ディスプレイ | 約6.15インチ FHD+(2312 x 1080ピクセル) TFT |
OS | EMUI 9.0 (Android 9 ベース) |
CPU | HUAWEI Kirin 710 / オクタコア(2.2 GHz/4 + 1.7 GHz/4) |
メモリ | 4 GB RAM / 64 GB ROM microSDスロット(最大512 GB) |
カメラ | アウトカメラ(トリプルカメラ): 約2400万画素/AF+約800万画素+約200万画素 インカメラ: 約2400万画素/FF |
バッテリー | 約3340 mAh (一体型) |
コネクティビティ | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 with BLE (aptX, aptX HD, HWA対応 USB: Type-C, USB 2.0 イヤホンジャック |
NFC | なし |
センサー | 指紋認証、コンパス、環境光、加速度、近接、ジャイロ、Hall |
通信 | FDD LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 26 / 28 TDD LTE: B41 キャリアアグリゲーション対応、auVoLTE対応 WCDMA: B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
SIM | DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ) |
ドコモ、au、ソフトバンクの通信バンド対応
格安スマホは一部のバンドが対応していないこともありますが、日本国内の3キャリア(+格安SIM)は必須バンドはすべて対応してます。
詳しくは格安SIMフリースマホを購入するときに必要な対応周波数バンドの見方の記事も参考にしてください。
嬉しい付属品
P30 liteで嬉しかったのは、ケースが付属していることと液晶保護シートがあらかじめ張り付けられていること。ケースはこだわらなければこれで十分です。
今一歩な点
P30liteは防水防塵機能がありません。
また、NFC(おサイフケータイ)にも対応していないのはあと一歩頑張ってほしいところでしょうか。ただし割り切れる機能ともいえますし、なにより2万円台の価格からすると十分です。
DSDS機能とは?
DSDSとは、「デュアルSIMデュアルスタンバイ」の略です。「デュアルSIM」つまり、2枚のSIMを装着でき、「デュアルスタンバイ」は両方のSIMを同時待受できることをあらわします。
DSDVという表現もあります。DSDVは「デュアルSIMデュアルVoLTE」で、DSDSは3G+4G又は3G+3Gでの待ち受けにしか対応していませんが、DSDVであれば、4G+4Gでの待ち受けが可能になります。
ワイモバイル版はDSDS機能がない
大きな違いがワイモバイル版はSIMが1枚しか利用できません。SIMスロットは2枚させるようになっているのですが、設定をみても、国内SIMフリー版にある「デュアルSIM設定」がありません。
よく見ると、外箱にもIMEIがワイモバイル版は1つしか表示されていません。
なお、他のキャリア系P30 liteにもデュアルSIMに対応していないものもあるようなのでご注意ください。