対応周波数バンドとは?
通信に使用する電波は周波数によって区切られており、各携帯事業者(キャリア)はそれぞれ使用している電波の周波数が異なります。
なぜ確認が必要なの?
HUAWEI P30 Lite ピーコックブルー 【日本正規代理店品】 P30 LITE/BLUE/Aのような家電量販店でも販売しているような2万円台から購入できるSIMフリースマホですが、amazonなどネットショッピングの世界には他にも魅力的な端末がたくさん販売されています。
しかしすべての周波数を受信できるわけではなく、端末により対応している周波数が異なります。周波数をバンドという表現もしており、分かりやすく数字で表現しています。
もし購入した端末が、使用予定のキャリアのバンドに未対応であれば電波を捉えることができません。購入前に必ずチェックしましょう。
NTTドコモ
NTTドコモの回線はもちろんのこと、LINEモバイルやOCNモバイルONEやIIJmioなどほとんどの格安SIMはDOCOMOの回線を利用しています。
4G(LTE)周波数バンド
LTE: 1 / 3 / 19
ドコモで使用しているバンドは1 / 3 / 19 / 21 / 28 / 42です。
中でも必須は1,3,19です。これらは必ずチェックしましょう。21は地方都市用ですが、気にしなくて大丈夫です。iphoneですら21には対応していません。28,42はごく一部しか使われていないため、同様に重要視する必要はありません。
3G(WCDMA)周波数バンド
WCDMA: 1 / 6 / 19
ドコモで使用している3Gバンドです。ドコモの音声通話は3Gもしくは4GのVoLTEを使用していますが、まだまだ3Gが主流です。ドコモ系格安SIMを使用する場合3Gバンドも対応しているかチェックしましょう。この3つは必須です。
au
4G(LTE)周波数バンド
LTE: 1 / 18 or 26
auで使用しているバンドは1 / 11 / 18 / 26 / 28 / 41 / 42です。このなかで必須は1と18 or 26。26は18を内包しているようですのでどちらかでOKです。
3G(CDMA2000)周波数
なし
auの3GはCDMA2000という規格を使用しています。auの音声通話とSMSはCDMA2000を使うかLTEのVoLTEを使用していますが、ほとんどすべての格安スマホはCDMA2000に対応していません。そのため、考慮にいれる必要はないといえるでしょう。
ただし、auVoLTE対応かどうかは必ず確認しましょう。
HUAWEI P30 Lite ピーコックブルー 【日本正規代理店品】 P30 LITE/BLUE/AはauVoLTE対応です。
なお、CDMA2000は2022年3月末に停波する予定です。
ソフトバンク
4G(LTE)周波数バンド
LTE: 1 / 3 / 8
ソフトバンクで使用しているバンドは1 / 3 / 8 / 28 / 41 / 42です。
中でも必須は1,3,8です。28,42はごく一部しか使われていないため重要視する必要はありません。41はSoftBank Airのような特殊な使い方をしていますのでこれも必要ありません。
3G(WCDMA)周波数バンド
WCDMA: 1 / 8
ソフトバンクで使用している3Gバンドは1 / 8 です。
昔は 9 / 11 も使用していましたが、2017年に停波しました。
おすすめの格安スマホ
上記のすべてに対応しているスマホがこちらです。ドコモ、au、SoftBankどのキャリアでも問題ありません。